涼州藩国 掲示板
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  [No.230] Re: 文章作成 修正2 投稿者:liang  投稿日:2009/01/26(Mon) 22:02:12

なにやら無駄に長い文章になってしまいしました。
何処を削るべきかなどの、アドバイスがありましたらお願いします
※文章の修正を行いました


涼州藩国 情報機関・軍事部門

1、
情報機関における実戦部隊
情報戦において、必要とされる軍事行動の実行を担う実働部隊。
テロリストや国内に浸透している敵性コマンド部隊の排除や要人の護衛及びハイジャックなどの人質救助、機密性の高い施設の防衛・警備などの比較的合法とされる任務の他に、テロリストや敵性国家の自国外にある拠点の強襲や要人の拉致・暗殺等の非合法な作戦活動も任務に含まれる。
ただし、涼州藩国では、部隊の展開能力及び情報管理体制の問題点から、特に藩国外での非合法な非公式作戦は実行が難しく、現時点での作戦行動は警備・防衛及びテロリストへのカウンターとして涼州藩国内に限定されている。

2、
必要とされる実戦部隊の能力
実戦部隊に求められる能力
情報戦における実戦部隊に求められる主なものは、「隠密性」「機動性」「確実性」である。
A「隠密性」
部隊及び作戦自体を隠蔽し、軍事行動の事実を秘匿する能力。
情報戦においては、軍事力の行使が表沙汰になると、政治的・外交的に不利に働く場合がある。(ただし、戦争・紛争状態などの明確な交戦状態にある相手の場合はこの限りではない。)
その為、部隊の所属を隠蔽または偽装するなどの工夫の他にも、作戦の立案・実行、そして作戦の内容次第では作戦終了後も含めた情報管理の徹底が求められる。
また、実戦部隊が従事する作戦は奇襲の形態をとるものが多く、情報の漏洩は作戦を破綻させ、政府と実戦部隊を危機的状況に追い込むことになる場合もある。
よって、ことを秘密裏に運ぶことができる隠密性が重視される。
B「機動性」
実戦部隊を作戦地域へ送り込み、安全に展開・撤収させる能力。
作戦の実行に際し、作戦地域へ必要な戦力を送り込む必要があるが、特殊作戦ではその秘匿性もあり、出来る限り人目につかない必要性がある。
また、作戦地域が敵や非友好的な勢力の支配領域の中にあったり、若しくは通過しなければならない場合もある。
その為、迅速に危険領域を通過または離脱するだけの機動性の保有しなければならない。
C「確実性」
正確に確実に任務を成功させる能力。
特殊部隊の従事する任務は、秘匿性及び緊急性が高く、さらに政治的なリスクが極めて大きく、万が一にも失敗は許されない。
作戦の失敗は、場合によっては藩国の存亡に関わる場合もある。
また、部隊員が作戦中に死亡又は捕虜となって身柄が確保されてしまうと、作戦行動の事実が露見してしまうことになる。
よって、特殊部隊には確実に任務を遂行し、生還することが求められる。
また、困難な作戦を完遂させる実力を持った戦闘部隊を保持するということは、近隣国に対する情報機関および非正規戦闘を行う組織に対する有効な抑止力になりうる。

3、
涼州藩国の防諜特殊部隊
涼州藩国の情報機関は、傘下の実戦部隊を保有していない。
そこで、涼州藩国の情報機関は、任務において軍事行動が必要とされると判断される場合、藩王をはじめとする政府首脳部に藩国軍部隊の派遣を要請する事ができる。
要請を受けた首脳部は、要請が妥当であると判断された場合、直ちに藩国軍より専属の特殊部隊を派遣することになっている。
A特殊部隊の構成・地位
この特殊部隊は涼州藩国藩王の直属の部隊で藩王の命令を受けて編成された防諜任務専門部隊である。
部隊の指揮権は、藩王か藩王が指揮権を移譲した者が持つ。
この部隊は、実際に戦闘任務を担当する戦闘部隊と、戦闘部隊を支援する支援部隊の二つの部隊で構成されている。
戦闘部隊は、「戦闘工兵部隊:バーゲスト」「改造歩兵部隊:インビシブル・ハウンド」各部隊から選抜された隊員による混成部隊である。
支援部隊は、追跡能力に優れた犬兵団と夜戦・輸送能力に優れた猫神兵団の隊員を中心としたものに、主計兵や整備兵を加えた構成になっている。
担当する任務の性格上、部隊構成員の選別に留意しており、双方の部隊とも慎重な内偵によって厳選された使命感・忠誠心の強い信頼の置ける人物によって構成されている
なお、部隊員達の氏名・人相を含む個人情報は、隊員自身およびその家族や友人等がテロリストや敵性情報コマンドの標的にならにように厳重に秘匿されている。(目撃が予想される場合は、目出し帽などで顔を隠すように指導されている。)
b部隊の訓練・教育
戦闘部隊の隊員たちは、中近距離の射撃戦闘、室内などの閉鎖環境下を想定したCQBを中心に戦闘技術を磨く。
支援部隊の隊員たちは、偵察や輸送任務を円滑に行えるように、スカウトや兵站・整備業務についての教育と訓練を積む。
また、秘匿性の高い任務に従事することから、全ての隊員が情報管理の教育を受ける事になっている。
C部隊の装備・編成
戦闘部隊の火器・装備は、元になった部隊と同様だが、戦闘工兵隊のWD装備率はほぼ100%となっていおり、近接戦闘と突入戦術に高度な訓練を積んでいる戦闘工兵を中心に、それをI=Dに匹敵する打撃力を持つ改造歩兵が支援するという構想の下に編成されている。
支援部隊は、犬兵団はスカウトとして先行偵察や追跡時の先導役を担い、猫神兵団は戦闘部隊や物資の輸送任務を担当する。
それに、部隊運営を担当する主計兵と装備類の整備を担当する整備兵が属しており、戦闘部隊を支えている。


4、
特殊作戦軍構想
涼州藩国では、この特殊部隊を発展させ、さらに情報機関および正規軍との連携の促進による藩国軍全体の戦力増強図る特殊作戦軍構想が提唱されている。
特殊作戦軍構想には以下の要求がなされている。
A特殊作戦専属の特殊部隊:特殊作戦軍の設立
特殊作戦に従事することを前提とした訓練・教育施設を設立し、攻撃的な運用を行える本格的な特殊部隊を設立する。
ここでの特殊作戦とは、浸透攻撃や空挺強襲、戦闘救難など通常の部隊では困難な危険度の高い任務と、情報戦で行われる非正規作戦を含むものである。
特殊作戦軍は前身の防諜特殊部隊と同様に藩王直属の軍部隊とし、航空機・車両・WDを装備する高度に機械化された快速打撃部隊とする。
また、低物理域での活動を鑑み、改造歩兵部隊と特殊部隊は別編成とする。
B正面配備部隊の再編成
情報機関及び特殊作戦軍の設立に伴い、正規部隊の方面でもこれらの機関・部隊と連携がとれるよう、また、特殊作戦軍が得た戦術などのノウハウや装備が正規部隊にもフィードバックできるように体制の整備を行う。
特殊性の高い改造歩兵部隊は特殊作戦軍傘下とするが、航空機・車両・WDによって機動力を付加し、状況によって投入される予備戦力として正規軍・特殊作戦軍双方を支援する体制をとるものとする。
これは、改造歩兵を組み入れる事による活動可能物理域の制限を避ける狙いもある
c特殊作戦軍用兵器・装備の開発
ア、多用途ヘリの開発
遠距離輸送にはステルス輸送機があるため問題ないが、中近距離の迅速な移動及び輸送機の着陸地点が確保できない状況に対処するには、地形に影響を受けず、高速で十分な輸送力を持った輸送型のヘリが最も適している。
また、国土に広大な砂漠地帯を持つ涼州藩国では、地形に拘束されない航空輸送能力は重要である。
しかし、装甲を持たない通常の輸送ヘリでは敵の迎撃が予想される危険な空域の飛行はリスクが高い。
そこで、ある程度の武装と装甲を併せ持ち、十分な輸送能力も備えた多用途ヘリであれば、敵の迎撃のも応戦でき、さらには搭載火器による上空からの支援攻撃も担うことができる。
イ、空挺降下装備の調達
作戦地域が遠く、ヘリや陸路では時間がかかりすぎ、さらに輸送機が着陸できる場所が時間もない場合には、飛行中の航空機から歩兵部隊を作戦地域に直接降下させる空挺降下による戦力投入が効果的である。
空挺降下装備の発注を行い、特殊作戦軍部隊に降下技能の訓練を行い、実戦に備える。
ウ、低物理域専用装備および運用戦術の研究・開発
作戦地域が高・中物理域であれば問題は無いが、低物理域の場合には近代兵器を用いる特殊作戦軍主力部隊の能力を生かしきれない可能性が高い。
その対策として、低物理域での部隊展開が可能であるかを検証するため、専用装備と運用戦術の試作と研究を行う。


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