涼州藩国 掲示板
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  [No.445] 設定文(修正版) 武装・装備類 投稿者:liang  投稿日:2009/04/01(Wed) 23:27:18

:運用兵器
「ビャクロウ」が使用する火器。
基本的に単純な威力よりも歩兵としての継戦能力と機動力が重視されており、取り回しと運動性能を損なわないよう小型化・軽量化が考慮された装備が多い。
これ以外にも、改造歩兵用の火器・装備が使用でき、武装の共有が可能である。

1、専用突撃ライフル
セミ・オートおよびフル・オートの射撃機構を持つ20mm口径のブルパップ式アサルトライフル。
高度な三次元運動に対応する特殊な照準装置を搭載している。
交戦距離は500m以内を想定しており、WDの主用火器の一つとして扱われている。
照準装置は、WDのFCSとリンクする機能があり、高速機動戦闘や対空射撃で効果を発揮する。
口径は20mm口径であり、新型のケースレス弾薬を採用していることに加え大型弾倉を備えており、高い継戦能力を持つ。
主に使用される弾薬は高速徹甲弾で高い貫徹力を持ち、他に徹甲焼夷弾、対人軟弾頭弾、対空近接信管弾頭弾が生産されており、用途に合わせて使い分けられる。
また、専用バヨネットを装着できるハードポイントとアクセサリ用のレールを備えており、アッドオンタイプのグレネードランチャーを装着でき、高い汎用性を発揮する。
A 専用バヨネット
刃渡り20cm程度の合金製の銃剣。
単独またはハードポイントに取り付けて白兵戦に用いられるが、特殊な仕様を持たない極普通の銃剣で、装甲を持つ相手に対する効果は低い。
ただし、丈夫な刀身は、枝打ちなどの用途に適し、鉄条網の切断を想定した鋸状の刃を備えており、サバイバル用具や工具としての機能が重視されている。
特に、グリップやハンドガードは絶縁体で、通電した鉄条網をはじめから想定した設計となっている。
なお、その使い勝手のよさから日用品として愛用するものもいる。
B 60mmグレネードランチャー
60mm口径の擲弾を発射するアッドオンタイプのグレネードランチャー。
レールに取り付けることが出来る。
装弾数は1発で、WDのFCSと連動する独立した照準装置と発射装置を持ち、パーツを取り付けることで単独での使用も可能。
有効射程は500m以内。
着発信管と曵火信管を選択できる対人対軽装甲榴弾、金属サーモバリック弾、煙幕弾、照明弾のほか、催涙弾やゴムスタン弾などの非殺傷弾も使用できる。

2、戦術用光学式攻撃システム
涼州藩国が独力で開発に成功したWD用携行型レーザー砲。
改造歩兵用装備として開発が進められていたレーザー兵器を実用化したもので、主用火器の一つ。
「TLAS−HLR1」という型式番号が与えられている。
普及型としての運用を諦めWDでの使用を前提に、重量負荷を受け入れることで強力な出力と大気圏内における1000mの有効射程を実現し、中距離戦装備として採用された。
大きめの歩兵銃の様な形状をした所謂レーザーライフルであり、取替えの容易なカートリッジ式のエネルギーセルから必要な電力を得る構造となっている。
平均的なWDの装甲を1秒以内に撃破できるとされており、WDのFCSに連動する照準装置をもち、着弾点の誤差と着弾時間の誤差がなく、回避や防御が非常に困難で、中距離および遠距離での射撃戦に適する。
ただし、大気圏内では1000mを超えると急激に減衰し、威力が低下してしまうため、1000mを超える長距離での使用には適さない。
また、天候の影響を受けやすく、霧や雨の際には減衰する距離が短くなってしまい、有効射程が激減する欠点を持つ。
なお、本兵器自体は空間戦に対応する十分な性能を持っており、気圏外で使用する際の有効射程は気圏内に比べ遥かに長く、有力な主力火器となりうる。
ちなみに、通常の歩兵でも扱える普及型を目指して開発が進められている光学兵器「レーザーライフル」とは発想が異なる為、区別して「ハイ・レーザーライフル」と呼称されることになっている。

3、WD用誘導弾発射機
WD用の肩撃ち式ミサイル発射機。
WD用に開発されたミサイルの共有プラットホームで、同一規格で開発された複数の種類のミサイルを発射できる。
これは、WDの補助AIとFCSがミサイルの誘導システムの機能を一部代行できるためであり、発射機側の誘導装置を簡略化することで携行可能なサイズに小型化することができた。
・誘導弾の種類
A 対I=D運動エネルギー貫通弾頭型誘導弾
炸薬弾頭を持たず、高硬度貫通弾頭と音速を遥かに超える高速で飛翔することによる運動エネルギーで目標を撃破する対I=D誘導弾。
運動エネルギー誘導弾(KEM)とよばれるミサイル化された高速徹甲弾であり、弾頭は劣化ウラン合金製の徹甲焼夷弾で、射程距離は6km以上、飛翔速度は1800m/sec以上とマッハ5を超える。
平均的な戦車主砲と同等以上の貫通力と射程距離を有し、重装I=Dを正面から撃破することが可能な有力な対装甲兵器で、WDでの運用を前提として開発されており、打撃力および射程距離で十分な性能を実現しながらも弾体のサイズを抑えることに成功しており、携行性も高い。
誘導方式は目視線レーザー指令方式で、WDのFCSが目標を捕捉し、ランチャーに搭載されている誘導装置からの誘導信号をレーザーで飛翔するミサイルに送信することで誘導を行う。
ただし、目標の距離が近すぎると加速距離が足りず、十分な貫通力を得られないという欠点がある。
B 対地対空兼用誘導弾
「試製I=D黒雷号」に採用されたマイクロミサイルを参考に開発された対空対地兼用の携帯式ミサイル。
携行性を重視しており、サイズがやや小さめで射程距離が若干短くなっており、対空で約6km、対地で約4kmとなっている。
対空用近接信管と対地用直接信管の選択が可能で、貫通力に優れたタンデム式成型炸薬弾頭を持ち、対地攻撃の際にはダイレクトヒットとトップアタックの選択も可能。
誘導方式は赤外線イメージホーミングで、撃ちっ放し機能と特殊な発射後ロックオン機能を有する。
これは、WDのFCSで補足した目標情報をミサイルへ転送し、その情報を元に撃ち出されたミサイルが自身のシーカーで敵を探知・捕捉・追尾するというもので、発射後すぐに退避できることから射手の生存性を大きく高める効果がある。
また、装薬量が多く、携帯式対空ミサイルとしては打撃力が高いため、防弾性能の高い重戦闘ヘリや攻撃機に対して特に有効である。
ただし、高性能な誘導装置を持つため、携帯式ミサイルとしてはかなり高価なものとなってしまった。

4、7.62mmPDW
近接防護用のサブアームとして用いられるサブマシンガンのような短銃身の機関銃。
片手で扱えるほど取り回しがよく、比較的低威力で周辺被害を抑えることのできるCQB適性の高い中近距離用の火器で、突入戦の主用火器としても扱われる。
セミ・オートおよびフル・オートでの射撃可能で、連射速度を2段階で調整する機構を持ち、低速連射モードに専用のサイレンサーを装着して運用することにより連射速度と威力を犠牲に高い静粛性を獲得することができる。
なお、この低連射・低威力は周辺被害を最も抑えることができる為、狭い室内などでの運用に特に向いている。
口径こそ歩兵用小銃と同程度だが、薬莢を廃したケースレスタイプの強壮弾を使用していることに加え、特殊な給弾方式をもつ大型マガジンを採用しており同サイズの口径を持つ小銃と比べて高い威力と装弾数を持ち、高い打撃力と弾幕展開能力を有する。
WDのFCSと連動する専用の照準装置とスタビライザーにより、中近距離における命中精度と集弾性が良好で、十分な装甲を持たない目標に対する有効な弾幕射撃および効力射撃が可能である。

5、WD用ハンドガン
7.62mmPDWのサブアームとして用いられる専用ハンドガン。
つまり、予備の予備。
対重サイボーグおよびWDを想定した12.7mm専用弾を使用し、一発の単純な破壊力なら7.62mmPDWより強力。
威力は高いが使用者の負担も大きく、改造歩兵もしくはWD着用でない限りはまともに扱えない代物である。
ただし、威力が強すぎてCQBでは扱い難いとの声があり、カスタマイズされた私物の拳銃を愛用している隊員も多い。
使用弾が大きすぎ、装弾数が6発と少ないのも不人気の理由の一つである。

:白兵装備
1、専用バヨネット
専用アサルトライフルのアクセサリの一つで、刃渡り20cm程度の銃剣。
丈夫な合金製だが、動力や特殊な仕様を持たない極普通の刀剣で、格闘武器というよりサバイバル用具としての性格が強い。
2、白兵用刀剣
刃渡り60cm程度の本格的な刀剣で、斬撃・刺突共に適した日本刀に近い形状をしている。
特殊な高硬度鋼で製造されており、高速振動機構を持つ高速振動剣。
重WDの装甲を撃破できるほどの貫通力と切れ味を持ち、扱いやすい長さは白兵戦で有利に働き、傾向性にも優れる。
なお、開発者は、改造歩兵の動体視力と反射神経にWDで強化された動作精度を持ってすれば飛来する銃弾すら切り払うことができると豪語しているが、実践しようとしたものは誰もいない。
3、WD用高速振動ナイフ
刃渡り30cmほどの大振りのコンバットナイフで、高速振動機構を持つ高速振動剣。
WDにあわせてグリップなどを調整した改良型の高速振動ナイフで、振動数や使用時間が延長されている。
軽量で傾向性が高く、本格的な白兵装備を必要としない任務に適しており、手頃な大きさでサバイバル用具としての使い勝手もよく、白兵用刀剣に比べ汎用性が高い。
4、WD用塹壕スコップ
非常に頑丈で、岩でも掘れるとの評判のWD用のスコップ。
塹壕掘りや陣地構築などの工兵作業における基本的な道具。
だが、この無駄に頑丈なスコップは、改造歩兵用WDの怪力で振るわれることにより、白兵戦において恐ろしい凶器となりうる。
特に、涼州藩国の改造歩兵は、そのルーツを旧ヲチ藩国工兵部隊にもち、スコップに対するこだわりは相当なものであるとうわさされている。

:防御兵装
攻撃ではなく、防護目的で使用される兵器。
手持ち式の増加装甲や電子戦装備などがある。

1、電子戦兵装
部隊単位で複数人を対象にしたECMおよびECCMによる限定的な電子戦を行う為の装備。
専門教育を受けた隊員が担当し、敵レーダーによる探知およびレーダー誘導兵器による攻撃や妨害電波による通信障害などから部隊を守る。
2、防弾防爆大盾
手持ち式増加装甲の一つ。
大型の盾のような形状をしており、WDが完全に隠れられるほどの面積がある。
強襲甲冑に使用されている装甲材と同じ材質で、強襲甲冑よりも装甲が厚く、高い防護効果を持つ。
主に、戦闘工兵が使用する。
3、手持ち式リアクティブアーマー
手持ち式増加装甲の一つ。
爆破反応装甲と呼ばれる爆薬を使用した対ミサイル用の装甲ユニットで自己や友軍WDまたはI=Dを敵のミサイル攻撃から守る為の装備。
ただし、銃弾などの運動エネルギーを利用した攻撃に対する防護効果が期待できない為、実際には手持ちで使われることは殆ど無く、陣地やI=Dの即席装甲板や施設として使用される場合が多い。

:その他装備類
1、偵察用UAV
WDによる運用を前提に開発された小型の偵察用UAV。
徹底した静粛性能と形状ステルス、電波吸収素材の採用および迷彩塗装により高い隠密性を持ち、生存性が重視されている。
また、滞空時間が長く、長時間の偵察活動が可能となっている。
武装は施されていないが誘導用レーザーを照射することができ、上空からの間接照準で友軍の砲撃を支援できる。
この偵察ユニットの最大の特徴は、WDの無線装置とリンクすることで、リアルタイムの偵察情報を信号が受信可能な全てのWDに送信できるという点である。
改造歩兵はこの偵察機から情報を受け取り、上空からの視点で敵情を把握することができるため、効率的な戦術行動が可能となる。
2、WD用対迫レーダー
飛来する迫撃砲の航跡を分析し、敵砲兵の居場所を探知するレーダーシステム。
小型化に成功しており、WDであれば簡単に携行・展開が可能。
設置して使用し、専門教育を受けた隊員の操作により、陣地防衛の敵砲兵対策に効果を発揮する。
3、WD用透過型対人レーダー
障害物を透過して、敵の存在と動向を探知する対人用のレーダーシステム。
屋内での戦闘や突入戦を想定しており、比較的小型で、運搬しやすい設置型のシステム。
移動しながら使うことは出来ないが、状況をモニターで確認できる。
複数のセンサーを複数箇所の設置することで、建物の一定エリアの動向を探り、突入部隊の支援を行う。
走査方式は熱源と振動検知の複合型で、複数箇所からの走査を行うことで高い分解能と探知精度を持つ。
4、狙撃探知システム
レーザーの反射信号を分析する光学式と銃撃の発射音を探知・分析して狙撃兵の位置を探知する音響式を組み合わせた対狙撃兵システム。
光学式は、不可視光レーザーで周囲を走査し、狙撃兵やスポッターの持つ望遠装置や照準機などからの反射波を検知することで狙撃兵の有無と位置を探知する。
索敵範囲は1500m以上で、天候に左右されるという欠点があるが、攻撃を受ける前にその存在を看破できる利点がある。
音響式は銃の発射音を検知し、分析することで、狙撃兵の位置を看破するシステム。
狙撃点の距離や位置をある程度の精度で捉えることができるが、仕様上、攻撃を受けた後となる。
5、爆破装備
一般的なプラスチック爆薬で、構造物や障害物を爆破によって排除する為の強力な工兵用爆薬。
戦闘工兵ご用達の馴染み深いもので、戦闘工兵隊を母体とする改造歩兵の隊員はこの爆薬の取り扱いに精通している。
トラップにも応用でき、釘や鉄片を仕込んで即席の対人対軽装甲兵器として用いることも多い。
6、突入支援装備
ドアを爆破する小型の爆薬やスタングレネードなど、突入を支援する装備一式。
突撃兵が装備し、突入戦で使用される。
7、小隊長用通信機
WD小隊の小隊長が使用する無線機で、司令部および部隊間の交信や部下への指示に用いられる。
軽量で小型化されているが通常のWD用通信機より強力で、数キロはなれた友軍とも交信できる。
なお、通信内容はAIによって自動的に暗号化されるが、暗号化手順を省略することも可能。


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