涼州藩国 掲示板
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  [No.444] 設定文(修正2) システム 投稿者:liang  投稿日:2009/04/01(Wed) 23:19:46

:基本フレーム
人工筋肉・電子機器・AIシステムを搭載するWDの基礎となるパーツ。
高性能機の開発という目的の為に、最新の技術と最新の素材が惜しみなく用いられている。
非装甲型のWDに酷似したシステムを持つが、あくまでもWDを構成するパーツの一つという扱いであり、基本フレームのみでの運用は想定されていない。
サイボーグ兵士である改造歩兵と相性が良い、サイバネティックス技術を応用した高精度の機械駆動式人口筋肉を採用しており、従来のWDを遥かに凌ぐ動作精度を得ている。
さらに、改造歩兵の高い耐久力を鑑み、着用者に対する大きな負荷を許了することで、稼働時間が従来のWDに比べ若干短くなったものの、出力と装備重量を大幅に強化することに成功している。
ただし、成熟度が不十分な新技術と高精度の部品を多用していることから、運用コストと整備の手間がかかり、性能を発揮する為には、兵站によるサポートが欠かせない。

:外付け式装甲モジュール
外付け式のため損傷箇所を交換するだけで修理することができるため補修が容易で、分解しての整備・保管・輸送が可能。
これにより、交戦により装甲が破損しても、基本フレームが無事である限り、装甲を交換するだけで戦列に復帰することが可能となる。
主な装甲は、涼州藩国最先端の材料工学・材料力学を駆使して開発された、セラミックを主軸とする複合装甲で、重量比で従来のI=Dの装甲を上回る性能を持つ軽量で堅牢な新装甲である。
装甲システムとしての性能は、全方位からの12.7mm口径以下の銃弾と砲弾破片を食い止め、正面装甲は40mmの直撃を防ぐほどの防御力を持つ。
しかし、非常に高価で、必要な装甲の総面積が大きいI=Dや、大量に生産・運用されることが前提となる通常のWDに使用するには、コストの問題から生産ラインを維持できないため現状では適さない。

:機動戦闘用ブースターシステム
WD用に小型化・軽量化を実現した特殊なジェットエンジン式ブースター。
このジェットエンジンは、WDへの搭載を前提とした低出力低燃費の新機軸エンジンで、応答性が極めて高く、コンピュータ制御された偏向ノズルの採用と合わせて重WDによる高度な3次元戦闘を実現する。
出力が小さい為、飛行するほどの推力は得られないが、短距離走や跳躍の際に用いることで直線的ながらも従来のWDを凌駕する驚異的な速力と運動性能を得ることができる。
なお、通常の移動では燃料節約の為、ジェットブースターは使用しない方針。
運動性能の向上と運用時間に特化しており、比較的近いシステムであるリテルゴルロケットロケット等とは運用思想が異なっている。
被弾リスクおよび重量負荷を考慮して搭載燃料は最低限に抑えているが、帝國最先端を自負する材料工学・力学と燃料精製技術を武器に、推力を控えることで燃焼効率を向上させた新機軸エンジンと高品質ジェット燃料を開発・採用することにより、燃料消費を抑えて実用レベルの使用時間を実現した。
ただし、出力が小さいといえども加速時に発生する負荷は強力で、機体と着用者に掛かる負担は大きく、着用者には改造歩兵でなければ耐え切れないほどのGが発生し、整備の手間も増加するうえWDの寿命にも影響が出てしまう。


:多目的支援AIシステム
ブレイン・マシン・インターフェイスにより着用者とリンクすることで、WDや着用者のコンディションや残弾数のカウントなどのチェック作業を代行し、着用者を支援するAIシステム。
情報の見落としなどのヒューマンエラーを防止するほか、火器システムの操作や無線通信の自動暗号変換などの機能を持ち、着用者をサポートする。
1、コンディションチェック機能
着用者とWDの身体機能や精神状態、損害状況などのチェックを行い、必要に応じて警告やサブシステムへの切り替えなどのダメージコントロールを行う機能。
隊員およびWDのコンディション情報は小隊指揮所に送られ、指揮所でモニターすることができ、指揮官の状況把握にも役立っている。
2、火器・装備管理機能
使用火器や装備のコンディションをチェックする機能。
残弾数をカウントし、故障の際は、原因の分析と警告を行う。
3、火器システム運用機能
複雑な火器システムの機能と操作を一部代行する機能で、FCSと連動して機能する。
高度化しすぎた兵器を扱うには、自動化による省力化を避けることはできないが、大掛かりなシステムを要するものもある。
そこで、火器システムの一部をWDのAIにあらかじめ搭載しておくことで、兵器そのもののシステムをある程度簡略化し、運用兵器のサイズとコストおよび運用時の兵士の手間を抑えることが出来る。
4、自動暗号変換・翻訳機能
無線通信の暗号変換と翻訳を自動で行う機能。
常に傍受の危険が付きまとう無線通信における情報の秘匿性を高める効果があり、無線通信でのリスクを下げる。

:WD用火器管制装置
軍規格のブレイン・マシン・インターフェイスにより、運用火器の照準装置と着用者の視覚と運動機能をリンクさせ、効果的な射撃を可能とする改造歩兵用WD独特の火器管制システム(FCS)。
使用する兵装にあわせた幾つかの管制機能を持つが、火器に搭載されているシステムがWD側のFCSと適合する規格を持たない場合は使用できない。
また、冗長性の確保のためにも、この機能に頼る事無く「通常の歩兵のように」正確な射撃ができるように訓練を積む必要がある。
1、照準支援機能
火器の照準装置とWDのセンサーによって視覚内の対象物および周辺環境を観測し、予想弾道と目標との距離・相対速度などの情報を着用者に提供するシステム。
2、偏差修正機能
射撃支援機能から得られる情報を元に、偏差射撃修正を自動に行う機能。
WDの人工筋肉に干渉し、動作を誘導して照準補正を行う。
これにより、近距離および中距離までの射撃の精度を高める効果が期待でき、300m以内であればピンヘッドすら可能となる。
ただし、距離が離れると周辺環境の影響を予測し難くなる為、300mを超える距離になると補正効果が低くなる。
3、
射撃支援機能。
WDの人工筋肉に干渉し、手ぶれや呼吸などによる身体の動揺と射撃時の反動を補正し、軽減することで正確な射撃が行えるように支援する機能。
近距離や中距離での射撃戦闘だけでなく狙撃にも適し、500mまでの遠距離、500m以上の超遠距離にある目標を攻撃する際にも大きな効果が期待できる。

:防犯セキュリティーシステム
1、ユーザー識別機能
支援AIにはリンクする着用者のコンディションデータから個人識別を行う機能があり、これよって着用者を識別することで、WDの不正な使用を防止する。
2、情報保全用自壊プログラム
機密情報を保持する為に、AIおよびWDの電子機器に使用されているソフトウェアと記録されている情報を消去するシステム。
機体を放棄する際に使用され、機体を鹵獲されることによる情報と技術の漏洩を防止する。


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