涼州藩国国民の皆さん
涼州藩国では特異性を持つ子供に関する調査、対策に関して皆さんに声明を発表いたします。
医療グループ、星見グループ、研究グループの3方面からの調査結果が発表されました。
結論としては、問題は過酷な環境に応じた適応、すなわちある種の進化であると報告され、病気ではないと位置づけました。
この結論を受けて、帝國藩王、藩国内にて会議を行い涼州藩国で生まれた子供に関する政策をすでに策定しており、
護民官や各種NGO等の団体と協力しながら引き続き藩国の子供達を護りたいと思っています。
皆様も特異性を持つ子供を忌み嫌うことなく、普通の子供と同じように愛情を注いで下さい。皆さんの愛情が涼州藩国のを良い方向に導くことを信じています。
セプテントリオン、クーリンガンの来襲の件に関しまして、先日、開催された帝國藩王会議にてPPGより第一騎士団を派兵して頂き、藩国の警備をして頂ける事となりました。また、クーリンガン対策として宰相府より専門家の派遣もお約束頂けました。
自衛能力の欠如により皆さんに負担をかける一因となりました藩国軍の編制に関しましては、
先日発表いたしました通り、藩国ならびに関係施設等の安全を護る為広範囲の警備に対応した編成を考えております。
ですので国民の皆様には、現状多く行われているような、身体の機械化による強化等をせずとも安心して暮らして頂けます。
また、国内で近隣国へ侵攻しようとする動きがあると噂されているようですが、
その対象国とされている国々と涼州藩国はさまざまな面で協力関係にあり、決して敵対する意図の存在しないことを改めて宣言します。
環境問題について、問題の一因であると思われる核物質の除去に関しましてはすでに対策、安全確認を行っています。他にも湾岸工業地帯を中心とする工業地帯の公害対策はすでに策定しており、次のステップとして派遣会社MCSより環境保安員を派遣して頂きまして、工業地帯の環境負荷などを調査して頂きます。
最後までご静聴感謝致します。
涼州藩国藩王 悪童屋・四季