とりあえず、言った手前上げておきます。
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――――「涼州藩国民を護る為に改造歩兵による特殊部隊を設立する。」
藩国機密会議にて藩王の発言――――
1)特殊部隊の設立の経緯
涼州藩国は過去に幾度となくテロ活動、外敵の侵攻などに苦しめられてきました。敵の攻撃に対応する為に藩国軍、警察などを配置して対抗し、一定の効果を上げてきました。現在、敵もこちらの対抗処置に対して、活動も慎重かつ狡猾になっており、人質救出、後方攪乱などにも対応できる改造歩兵特殊部隊の設立を打ち出しました。
2)改造歩兵特殊部隊の優位性
特殊部隊の設立に関して、主軸を改造歩兵に絞ったのは敵との相性、サイボーグでないと耐えられない過酷な任務を前提として設立しているからです。特殊部隊の敵とはテロリスト、藩国内にいる工作員など一般的にいう人を想定しており、対人戦闘において改造歩兵用WD『白狼』を着用した改造歩兵特殊部隊が戦闘すれば勝つであろうと想定しています。
涼州藩国にはステルス輸送機『白篭号』を保持しており、NWのほとんど場所に存在を隠蔽したまま敵上空より静かにペアリングして、部隊展開が終わればタイミングをみて突入という奇襲作戦を行なう事ができます。
上記の作戦は改造歩兵としての個々の能力の高さを考慮しての事です。
3)特殊部隊編制組織
組織は司令部を設置し、その下に各分野の組織を置く形態をしています。司令部には司令官、副司令官、参謀長の3役を設け、指示を出していく方式にしています。
司令官:涼州藩国藩王(藩王不在時にのみ藩王が任命した人物)
副司令官:涼州藩国摂政
参謀長:ベリサリウス(ACE)先生
としており、作戦投入判断は司令官、副司令官、参謀長の順で決定権を有します。
防諜の為、改造歩兵特殊部隊に関する情報の秘匿性を高くなるように対応しており、任務も多様化しており場合によっては公に出ることはあります。