悪童同盟 掲示板
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  [No.635] ●さらにおまけSS 投稿者:ゆうみ  投稿日:2007/11/27(Tue) 14:14:04

ドレス整備(接骨されたらしい)がなんとか終わって松が息を吹き返した、その頃。

悪童屋は肩をいからせながら、ゆうみのいる事務室のドアを開けた。

「んー?どうしたんスか悪童さん。満面の笑みになってますよ?」
「これのどこが笑ってるように見える!?」
悠然とペンの先で鏡を指され、顔を映し見る。
どうやら怒りを通り越してひきつった笑顔になっていたらしく、確かに笑っているようにも見える。
(いかんいかん)
深呼吸をした悪童屋の口から出た言葉はいつもの口癖。
「ゆうみさん、話し合おう」
(あーもう、二言目にはこれだ)
「やだなぁ、でぇとのお誘いなんてしたら、ピー様焼いちゃいますよ?」
「そうじゃなくって!」

「僕らからのプレゼント、もう見ちゃったんでしょう?せっかちですねぇ悪童さんは」
はっはっはーという笑いとともに、ゆうみの右手に握られたペンが、悪童屋の目の前でゆらゆらと動く。
頭痛を感じながら、またしてもペン先の動きに誘導される悪童屋。
壁に貼り付けてある表を見ると・・・そこには、国家の収支がこと細かに記されていた。
「僕らが稼いだお金で作ったんですから、文句ないでしょう?摂政の許可はちゃーんと取ってありますよ。ほら」
ペンが止まった部分をよく見るとそこには、ゆうみとキサルがせっせこ稼いだ資金が書き込まれていた。
支出しかないはずの戦闘イベントの欄には、わずかながらも資源の収入が書き込まれている。
本来切り捨てられ、収支表には載らないはずの資金や資源の端数分が手書きで追記され、端数のみの合計が一番下に書き込まれていた。
合計すれば・・・戦闘機1機分!

「戦後処理の間に、スクラップをくすねてきてたんですよ。僕ら戦闘ではぜーんぜん役に立たなかったですからねぇ」
はっはっはー、と遠い目をするゆうみ。

「あきれて物も言えないよ・・・」
戸外に出るともう薄暗くなっていた。
悪童屋は猫の目のような三日月を見上げ。
(なんでうちの国ってこんな国民ばっかりなのかー。問題はないけど心臓に悪い)
はぁぁ、というため息とともに、悪童屋の怒りは体外に放出され、白い羽となって悪童同盟の空へ消えていった。

/*/

松のSSからリレーっぽく書いてみました。
へっぽこ文章なので、松の気が乗ればリライトしてもらった方がいいかも。
PC悪童屋はこんなこと言わねぇ!とかあればバシバシチェックいれてください>悪童さん、松


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