悪童同盟掲示板

　ゆうみさんが書いた『日記発見』のＳＳはちゃんと保管しております。それと藩国のＨＰにあります。藩国民の方にはちゃんとＵＲＬの方お教えいたしますのでご連絡下さい。

　ＢＢＳからの削除に関しての対応に関しましてはチャット内で話しておりますが書き物として問題があると言うものではなく(個人的には面白かった)のですがひとえに藩国内に収めたかったからです。
　というわけで別の場所に移植しました。その後の対応に関しましては私の不手際でありゆうみさん、以下藩国民の皆様に不快な思いをさせませて誠に申し訳ありません。今後のこのようなトラブルがないようにして行きたいと思います。誠に申し訳ありせんでした。

キー：１２３４

ＰＣ名：ゆうみ
　年齢：29歳
　外見：森国人のようなやせぎすの体型で、眼鏡をかけている。背は165cmぐらいある。
　　　　髪は緑がかった灰色で、ショートカットにしている。
　　　　緑色の髪を編んで作ったアンクレットをしているが、服に隠れてよく見えない。
　　　　現場にいるときはいかにもな青緑のツナギをきている。
　　　　普段は悪童同盟の民族衣装を着ているが、体型の問題で男性用の服を好んで着用する。
　　　　護民官出仕時はhttp://pbw.x0.com/gominkan.jpgこちらの男性用の服を着用する事が多い。
　　　　
　性格：姉御肌というより親分肌。
　　　　面倒ごとを嫌うが、人が困っているのを見るのは耐えられないので、文句を言い散らかしながらも面倒ごとに突撃することが多々ある根っからの護民官。
　　　　その一方で、悪童同盟の中ではいちばんひどいひとである。
　　　　えげつないとも言う。
　　　　面白いことが大好きで、道理の網をかいくぐっていろんないたずらをしている。
　　　　文句を言いに来た相手がグゥの音も出せないほど正当化されたいたずらの数々に、藩王も手を焼いているらしい。
　　　　
肩書き：単に書き換えが面倒だからという理由で天戸技族になり、地戸を文族にしている。
　　　　とうとう観念したらしく護民官１級にされてしまった。
　　　　（護民官事務所内は「仕事して昇級しないでいられたら勝ち」という雰囲気がある）

　備考：悪童屋を藩王に仕立て上げた張本人とも言われ、表向きは藩王をたてているが、裏では藩王で遊んでいるという噂も。
　　　　摂政のよっきーに勝てないのは仕様らしい。
　　　　るしにゃん王国出身で、今でも魂の故郷はるしにゃん王国であると公言している。
　　　　アンクレットにしている髪は、るしにゃん王国時代のドレスから取ったものだという。

　　　　悪童屋「ゆうみさん、○○の件なんだけどー」
　　　　ゆうみ「みこころのままにー（まるっと投げ」

ＰＣ名：ヨルクサ
　年齢：２０歳前後
　外見：長身痩躯で無駄に手足が長い。緑色のつるつるてんのつなぎをさらにすそをまくって着ている。
　　　　髪は黒味が強くほったらかしのためぼさぼさで伸びっぱなし。
　　　　目元をサングラスで隠し、いつもニヤニヤ笑っているため人望がまるでない。
　　　　重心が胸の辺りにあるかのような歩き方をする。
　性格：ふらふらふわふわとつかみ所がなく、一見してすべて思いつきで行動しているかのように見える。
　　　　しかしその実態は優秀な技術者…ではなくてやっぱり思いつきで行動してるだけの困った技族。
　　　　感覚派なので言うより描いたほうが考えが人に伝わりやすい。
　　　　きちんとしてる（？）のは公の場での言葉遣いだけ。
肩書き：新兵器開発部主任。部下は猫士が三匹。
　備考：睡眠時間を削るのが趣味の変態。
　　　　しかし体力がないので週に一回は開発室で紙に埋もれているところを部下に救出される。
　　　　どこかに姉がいるらしい。

こんな感じでしょうか。

じゃあ早速。

ＰＣ名：よっきー
　年齢：20代後半
　外見：外見年齢はどうみても小学生です。本当に(略
　　　　ほとんど黒に近い黒灰色の髪を腰の辺りまで伸ばしている。
　　　　髪が長いのは森国人だったころの名残である。
　　　　同様に痩せ型の体型をそのまま引き継いでいる。
　　　　目の色は髪と同様の黒灰色で、メガネを着用している。
　性格：外見通りに子供っぽくいたずらっぽい性格をしている。
　　　　国政や新技術の開発については過去の知識などを活かしてよく助言をするが、
　　　　その実は近視眼的なところがあり、長期的なものの見方をするのは苦手である。
　　　　（嫌味を言わない茜大介みたいな感じ……）
肩書き：摂政。摂政職で忙しく、星見司と参謀は名ばかりのものとなっている。
　　　　新兵器開発部署にはアドバイザーとして参加。
　備考：海法よけ藩国（正式名称ではよけは平仮名です。一応念のため）出身。
　　　　魔術系技術の担当で、たまに常人には理解できない言葉を発する。
　　　　噂ではよけ藩に使い魔を一匹残してきているらしい。

　これまで先延ばしにしてた国民設定の一覧を作る事になりました。
　国民の皆様は以下の書式に従ってツリーに返信していってください。

ＰＣ名：
　年齢：
　外見：（イラスト通りは不可）
　性格：（リアルに準拠は不可）
肩書き：（●族、藩国以外の所属組織、藩国内の付加設定や希望など）
　備考：（移民前の藩国や、付け加えたい設定など自由にどうぞ）

※なお、設定する際は西国人の設定に準拠するようにしてください。
//
西国人
要点：・砂避け、日焼け対策された服装・エキゾチックな人材・灰色の髪
周辺環境：・交易路・涼しい家・巨大な港・蜃気楼・オアシス
//

●例
ＰＣ名：松（まつ）
　年齢：２０代中盤
　外見：西国人の民族衣装（色は白系）
　　　　背中に虎をあしらったマークを入れている。
　　　　眼鏡で短髪、170cmぐらいの細身。
　　　　髪はかなり白っぽい、目は青、片頬に虎模様のペイント。
　性格：面倒くさがりで偏屈な趣味人。
　　　　いつも本を読んでいて言われるまで仕事しない。
　　　　ロクでもない悪だくみやバカな発言でよく藩王に殴られる。
　　　　悪童屋には一切頭が上がらない。が、よく悪童屋で遊ぶ。
　　　　戦争は嫌いだがやるとなったら徹底するタイプ。
　　　　実務より趣味に傾注する傾向を、自ら学者肌だと嘯くことも。
肩書き：文族、国外所属なし。
　　　　教導パイロット、国立図書館館長(?)　というか雑用係。
　備考：伏見藩国出身なので兵器系に割と詳しい。
　　　　無職の雑用係なくせに頻繁に首脳陣から仕事を言い渡される。

　こんな感じで。文章量は任意ですが、ほどほどあった方が皆も書きやすいと思います。

　最近、藩国内イベントなども増えてきたので日誌っぽいものを書いていこうかと思います。これらは強制でもなく日常回帰から何気にやってきた時に作業などしてくれれば嬉しく思います。

・大原則
リアルの生活があってゲームがあることを忘れないで下さい。あと、無理は厳禁です。それとモラルを忘れないように…。最後に楽しんで下さい。見つからなければ一緒に探しましょう(笑)

・お約束
ゲーム内活動は基本は自己責任でお願いします。但し、何か行動する場合は必ず連絡下さい。

・現在進行のイベント
奥羽恭兵＆りんく夫妻の結婚式
ＵＲＬ：http://www.cano-lab.org/akudo/bbs/wforum.cgi?no=613&reno=no&oya=613&mode=msgview
現在はキサルさんが療養中につきスローペースとなっておりますが文章面は先行しても問題ないと思います。奮って参加して下さい。

藩国紹介ＳＳツリー
ＵＲＬ：http://www.cano-lab.org/akudo/bbs/wforum.cgi?no=640&reno=no&oya=640&mode=msgview
藩国内の空白を埋めていこうというイベントです。ＳＳとなっていますがイラストでも問題ないかと思います。

藩国マイルで遊ぼう
藩国内最大のイベントであった白夜号の作成！これのテスト飛行などを小笠原ゲームでやってみようという企画です。現在、藩国内に微笑青空勲章持ちが２名ほど居られますのでできると思っております。
まあ、国内作業功労のマイルがでましたら藩国マイルに集めてイベント申請したいと思っています。

人材育成
これは個人的なものですが物事の方針を決定するまでの手順みたいなものです。大概の状況で使えると思うので話聞きたければどうぞ～

あと、何かあれば追記していきます。

キー：１２３４

いつもお世話になっております。参謀本部です。
アイドレス期間中は誠にお世話になりました。
長いアイドレス夏休み、皆様如何お過ごしでしょうか。

さて。ゲームはお休み中ではありますが、ささやかな催し物を行いたいと思います。

アイドレスゲームにおいて、参謀本部は戦闘に絡み様々な活動をして参りました。
その中で参謀本部がその活動において、ゲームに参加された皆様に多大なご迷惑、ご不快な思いをさせてしまいました事を、まずは深くお詫び申し上げます。
次シーズンにおけるの参謀組織存続についてはまだ不明ではありますが、同じ事を繰り返さぬよう改善の努力を続けたいと思います。

ただ組織としてはともかく、戦闘イベントをすすめる為に尽力して下さった方々が居ることに変りはございません。連日疲労を押して作業をして下さった方々に、我々参謀本部としましては改めて労いをさせて頂きたく思い、芝村さんにご相談をさせていただだいた上で、慰労会を開催してみようという運びになりました。
これに伴い有志を募って「参謀慰労会実行委員会」を設立。私、小鳥遊敦＠ＦＥＧが幹事となって進行を務めさせて頂きたいと思います。
参謀という組織に愛想を付かされてしまった方も多いかとは思いますが、せめて最後に苦労してくださった方々の笑顔が見たいと、私たちはそのために尽力致したいと思います。
無論、参加不参加は皆様の自由です。まずは本告知において参加希望の調査を行いますので、下記の要綱をご覧の上、参加したいと思っていただけましたら、ご表明下さい。
飽くまで慰労会でございますので、参加される方に不快な思いをさせぬ様に、最大限の配慮を行って参ります。お気づきの点、不明瞭な点など疑問がございましたら、お気軽に開催スタッフまでご連絡頂けたらと思います。

それでは参謀慰労会へのご参加、お待ち申し上げております。
尚、犬猫それぞれ一括での共同開催となりますので、垣根を気にせずご参加下さいませ。

文責：慰労会実行委員会委員長　小鳥遊敦＠ＦＥＧ　　(takanashigp☆hotmail.co.jp)　☆→＠

～「参謀慰労会」開催要項～

・開催日程
　年末以降。本希望調査後にスケジュール調整となります。一斉に大きなイベントをやるのではなく、班を小分けにつくって別途開催のような形を考えております。(お見合いゲームのイメージが近いかと思われます)
　誰か(PL)と一緒遊びたいなどの希望がありましたら、ゲーム受付の際に配慮いたします。

・参加資格
　犬参謀もしくは猫参謀に出仕経験のある方。ボランティアの方も受け付けます。

・出し物
　小笠原ゲーム。2ndアイドレス用テストゲームのどちらかにご参加いただけますので、お好きなほうをお選び下さい。詳しいゲーム内容は分り次第ご報告いたします。

・参加にあたってご注意
　あくまで粛々としたパーティのイメージで、和やかに楽しんで頂けたらと思います。他の方への気配りをどうかよろしくお願い致します。

・今回の希望調査内容
テンプレートに従い、下記のアドレスのスレッドにレスという形でご記入下さいませ。
http://www.meta-arcana.com/wforum/wforum.cgi?no=252&reno=no&oya=252&mode=msgview&page=0

＜テンプレ＞
国民番号：
ＰＣ名＠藩国名：
参加したいゲーム：(小笠原orテストゲーム)
参加希望日：（12月21日～1月末の間で、都合の良い日。スケジュールは以後も調整が続きますのでこれで決定する訳ではございません）
作業ＵＲＬ：（なんからの出仕した事が分かるものをお願いします。出せないけど参加した、という場合はスタッフにご相談ください）

＜記入例＞
国民番号：0300069
ＰＣ名＠藩国名：小鳥遊敦＠ＦＥＧ
参加したいゲーム：小笠原
参加希望日：12月24日。30、31日。１月１日～７日以外の21時～24時まで
作業ＵＲＬ：http://nyannyansanbou.at.webry.info/200708/article_5.html

・希望調査締め切り
12月15日23時

●国立図書館

　悪童同盟の王城付近に、一軒の小さな建物がある。
　周囲の建物に比べて真新しい近代建築、その入り口には『国立図書館』のプレートがあった。
　広い間取りの玄関ホールを抜ければそこは本の海だ。
　本の状態を第一に電灯や窓の配置にまで気を使った内装のおかげか、館内は穏やかな色調と心地よい静寂に満ちている。
　大人も子供も思い思いの本を借り、ページの向こうの別世界に目を輝かせていた。
　そんな使用者の例に漏れず――いや、炯々と光る目で文字を追う男が、この建物には存在する。
　彼の居場所は館長室。
　図書館の奥の奥、どこよりも密度高く埋められた本に溺れられる場所だ。
　部屋にしつらえられた重厚なテーブルに本を山積みし、床にも積んだ山をサイドテーブルにコーヒーを飲み、ひたすらに文字を追うその男。
　砂漠生活者の民族衣装を白系でまとめた青年――彼の名を、松と言った。
　国立図書館の歴史は浅い。
　何せＮＷ中探しても新しい部類である悪童同盟の中でも、戦争終結後に着手された教育改革の一環として設立されたからだ。
　この建物の発起に彼は大きく関わっていた。
　技術立国をうたう悪童同盟にとって、休戦期間こそが激戦の期間となる。
　落ち着いて腰を据え、技術者の卵を養成し、基礎研究に注力し、武器と油を支える屋台骨として人を育てる、それこそが休戦後の悪童同盟の国是だった。
　この方針は建国当初から明確ではあった。
　悪童同盟のパイロットの練度の高さは折り紙つきだったし、燃料生産能力に関しても群を抜いていた。
　また、各種システムの構築と運用に長けた国民が何度か技術将校として他国に派遣され、先方の燃料系統の効率化に貢献したことも記憶に新しい。
　何より、戦略爆撃機『白夜号』と燃料気化爆弾の独自開発がそれを裏付けている。
　移民の寄り集まりだった悪童同盟は技術の元に結束し、見事に結果を出して見せた。
　これを維持するには、後の世代、後の後の世代という中長期的なスパンを考えた教育システムを確立する必要がある――と、松がお定まりの報告書を書いて提出したのがつい先日。
　肩書きこそ無職の三文文族だが、一応は建国メンバーとして意見役じみたことぐらいはしているらしかった。
　何も悪ふざけで戦闘機作るばかりがこの男の能でもない。それが大半を占めることは否定しようがないが。
　とまれ、国王に提出した書類の束を前に、
『今の間に下を育てて上を鍛えんと、次も同じ働きはできませんよ』
　と一言でまとめしまい、それを聞いた悪童屋も、
『あー？　次は今回以上の働きをするに決まってんだろうが松』
　と報告書を見る前に決済を済ませてしまっていたりもする。大雑把なのはお国柄だ。
　そんなわけで国立図書館は異例の速度で建設された。
　現在、言いだしっぺとして館長室に押し込められた松は、嬉々として図書館に所蔵される予定の本を誰よりも早く読んでいる。
「給料貰って本読んでていいのかねぇ俺」
　などと呟こうものなら電話一本、
『書類読んだんだが、教育システムの整理統合はお前に任せたな、それじゃ』
　大仕事が飛んでくるのも悪童同盟らしい。
　反論の間もなく切られた受話器を見つめ、ずり落ちた眼鏡を押し上げて松は溜息一つ。
「あぁ、まぁ、肩書きはともかく仕事があるっていいことですよねー」
　手の中には一冊の本。
　机の上には百冊の本。
　壁の前には千冊の本。
　そして今日も図書館には本が続々と増えている。
　教育は国家百年の計。
　きっとこの建物は百年後、もっと大きく活気溢れる場所になっているだろう。
　窓の外、図書館に訪れる人波にそれを確信して、松は今日何枚目かのページを捲った。