やりすぎた感があるので、合わないようなら夢オチにしてくだせぇ・・・。
ということで、夢オチ部分もおいておきますねー。
#夢オチのほうがおもしろかったらそれもアリですです。
(3/14修正)
全員集まれるわけないやんということで、夢オチに決定。
SSも少し変更。
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「うう〜ん、いいいよかん・・・」
(みさん、うみさん・・・)
「ゆうみさん!起きてくださいよ!寝坊しちゃいますよ!」
「ふ、ふぇ?」
目を開けると、そこには可西さんの姿があった。
「あれ?可西さん、どうしていよかんに?」
「何寝ぼけてるんですかー。昨日も一杯たべてましたけど、そんなにいよかんが好きなんですか?」
クスクスと笑う可西さん。
かわいいなぁ。
あ、いや、それはおいといていよかんだよ!
あわてて窓の外を見ると、そこには普通のやぐらが建っていた。
朝早くから、結構な人数が集まっている。
が、いよかんは、ない。
いや、あるのだが、いよかんドームではなく、祭壇の上に綺麗に並べられていた。
「あれ?」
「やだなぁ、まだ夢の中ですか?ゆうみさんって面白いですねぇ」
いや、そうじゃなくて・・・。あれ?
わ。
わ。
夢・・・か。
正しい記憶をたどれば、よっきーの案を見事に反映した、立派な祭壇とやぐらを組み立てた覚えがある。
承認がおりた時、設計者の若者はちっちゃくなって頭をかいていた。
無論、いよかんドームの話なんて出ちゃいない。
全ての工場を丸1日停止すると生活に支障が出るし、国民を全員招待できるわけもない。
「なんだか壮大な夢を見ちゃった。昨日いよかん食べ過ぎたかなぁ?」
えへへ、と頭をかきながら時計を見る。
可西さんが気を遣ってくれたらしく、早すぎもしなければ、遅刻もしない、いい時間だった。
「支度ができたら朝ごはんをたべて、私達もいきましょう」
「そうですね。あははー」
朝ごはんのデザートはいよかんのようで。
自分は涼州の人間なんだなぁと、いまさらな事をつぶやいた。