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涼州藩国声明
涼州藩国の皆様
藩王としての考えを皆様に向かって発言できる機会ができた事を非常に嬉しく思います。基本的な藩国の方向性は先に挙げた政策を施行していく事となり、雇用、食の安全、環境、治安、流通・販売、医療といった多岐の分野に亘り藩国民の生活向上の為となります。
しかし、国内経済の混乱、医療品工場の爆破未遂事件などの藩国民の安全な生活を脅かすテロ支援組織セプテントリオンとそれに関連、取引する企業の存在を見過ごす事はできません。
現在、涼州藩国ではテロ支援組織、犯罪組織の調査を行っており、治安維持に最大限の注意を払っております。
今、藩国が力を入れたいのは民族融和、福祉対策です。
縁があって集まった人たち(犬、猫、サイボーグ)が涼州藩国という大きな藩国を作り上げ、最近では小さな神様が新しい隣人として藩国を訪れています。藩王としてこれを受け入れ皆とバランスを取りながら一緒に暮らしていきたいと思っています。
これまで涼州藩国は様々な人たち(犬、猫)が協力する事で色んな難局を乗り越えここまでやってきました。新しい隣人を加え藩国民の皆様の力を一つに合わせたら今よりも良い藩国になると思います。
福祉に関してはこれまで発展に力を注いでいた結果、それほど対策が行われていませんでした。しかし、藩国民が住みやすい藩国にしていく為には福祉の充実は必要であると感じました。
藩国で作業を行っている労働者が労災に見舞われた時に本人、遺族に支払われる保険給付を支払う労働者災害補償保険を藩国政府主導で新しく整備し、安心して仕事ができる環境を整えております。
また、藩国内の児童が健全に育成される事を目的とした児童福祉の整備を進めております。内容は従来の障害児、孤児、母子家庭などの通常の支援に加えて、児童虐待などに対処する児童相談所の設置、出産・育児をする者への金銭的援助を行う事を考えております。