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では、引き続き取得アイドレスの方向性を書いていこうと思います。WDに関しては確定ではないが叩き台として使用してみてください。
改造歩兵用ウォードレスの開発
目的:
涼州藩国のエリート集団である改造歩兵用のWDの開発
厚い装甲、大型武器を取扱い可能である。(欠点として重量の兼ね合いから輸送は困難、稼働時間も短め)
大型武器、厚い装甲を支える脚の強化も行う、エネルギー消費は激しいとする。
アイドレス取得特殊目的:
I=Dと同等の装甲、盾、を標準装備とする。(爆破からわが身を護る事ができる)
脚部も合わせて強化する事で安定した戦闘を行う事を可能とした。
雪と砂漠という事情から脚部はボバータイプを検討
備考:
今回は藩国の技術がかなり投入される。
エネルギーの消費は多いが太陽電池、燃料精製技術を組み込む事である程度抑える。
装甲などの素材は化学工場で特注の生産を行う。
触媒技術の開発により、伝導率のよい部品を組み込む事で通常のWDより性能が向上する。
触媒技術の開発
目的:
化学反応をコントロールする事ですでにある藩国内の技術、生産効率の
の向上。
アイドレス取得特殊目的:
藩国の生産施設、技術の向上
備考:
単純に言うと無駄をなくしているだけなので本来持っている能力を超える事はできません。うちの藩国は技術を主体としており、この分野は魔法、信仰は一切組み込まないようにしてください。
今回、PPGにliangさんと豆腐さんが参加されます。
このターンは治安維持活動が多そうなので気をつけて下さい。
取得アイドレス案
残りの枠は2枠となりましたが1枠は特に反対意見がなければ小神族(NPC)を取得したいと思います。
新しい隣人として仲良くやっていけたらと思います。
取得アイドレスの方向性
・湾岸工業地帯
目的:
共和国、帝国で規格化された部品の大量生産(自動化は×)
I=D、航空機などの部品の生産(戦闘時の特需)
生活家電の製造(通常ラインとして利益確保が目的)
アイドレス取得特殊目的:
規格化された部品を一般レベルまで浸透させ、整備難易度を下げる。
部品の規格化でアイドレス工場の生産性この向上させる。
生活家電の製造による資金の安定確保。
備考:
環境問題への政策は効果が出ていることからクリーンな藩国を維持する為に公害対策を盛り込む。
触媒技術の開発(技術)の取得から工場内、販売された製品のリサイクルを進める。
都市鉱山の市場を押えてレアメタルの確保を行う。
・ブラック(ACE)
目的:
流通関係の協力関係を構築する(基本対応は資金のよる取引)
非公式だが裏マーケット経営許可
共和国などへの販売ルートの確保
アイドレス取得特殊目的:
資金を支払って、ブラック(ACE)の協力を得る。
裏マーケットにより、セプテントリオンの資金流出を抑える。
共和国への販売ルートを構築する。
備考:
ブラックとの交渉についての設定文は細心の注意を払って書きましょう。下手をすると嫌な強制イベントが多く出る可能性があるからです。
最終手段(ソックス)は最終手段として上手く使いましょう。w
ブラックさん関係のイラストはこの下に。
触媒はここに。
改造歩兵用WDのものはこちら
ブラックさんはこちら。
湾岸工業地帯はこちらの下に。
いったんこっちにまとめなおします。
重要な話になりますので、下記の方針に対する意見など書いて下さい。
・残り2枠の取得アイドレス案
個人的な意見でありますが残りの取得アイドレスの案を出させて頂きます。
5.小神族(NPC)
実際、藩国内に出現しており、新しい隣人として迎え入れて仲良くやっていきたいからです。これは現在進めている豊作祭を政策として提出したあとに提出したいです。
6.生産工場員(職業)
実際、祭り(イベント)も考えましたが現時点でうちの藩国に一番効果がありそうな職業であると思えますので取得したいと思います。
・取得アイドレス作業
今回から取得アイドレス作業は1枠1担当制にしたいと思います。簡単に説明しますと一つの取得アイドレスの作業が終わるまで、他の取得アイドレスの作業を原則しないという体制を取ります。
これはヲチ藩国、悪童同盟の合併により作業者が増え、取得アイドレスを1枠1担当制にすることで、単に取得するのではなく、まとまりの良い提出物を作る事ができHQを狙っていくことも可能だと判断したからです。すでに作業に入っている枠に参加したい場合などは担当の方と相談して下さい。すでに色々と作業して頂いた方の作品はなんらかの形で使用したいと思っています。
あと、マルチで動かれている方につきましてはこちらの方で作業をある程度振り分けますので、その枠の作業を進めて下さい。他の担当者の決まっていない取得枠の作業に関しては誰でも担当できるようにします。担当している枠の応援募集などはBBSを準備いたしますのでそちらに書いて下さい。
1.湾岸工業地帯(施設):
イラスト:NEKOBITOさん
文章:未定
2.ブラック(ACE):
イラスト:可西さん
文章:未定
3.改造歩兵用ウォードレスの開発(イベント):
イラスト:未定
文章:未定
4.触媒技術の開発(技術):
イラスト:未定
文章:未定
仮案
5.小神族(NPC)
イラスト:未定
文章:未定
6.生産工場員(職業)
イラスト:未定
文章:未定
次回の藩王日誌は各枠の目的を明確にし、目標達成できるようのフォローしていきます。
個人的な事で皆様にご迷惑お掛けしました。藩国の改善にも取り組んでいきたいと思います。
整備士2がやたら強くて愕然としました。名整備士のプロモも期待大です。
報告
1.おめでたいニュースが藩国に入ってきました。早い時期に本人から連絡があると思いますので期待して待っていてください。
2.瀬戸口高之(個人ACE)に藩国から政令恩赦と言う形で死刑から減刑して頂くように申請を行いました。とりあえず、死刑は回避できたようです。
3.聯合先は宰相府、越前藩国、暁の円卓、星鋼京の4カ国です。
宰相府:
藩王が帝國軍に出仕、今回はPPGにも参加者する経緯から聯合を組みました。
越前藩国:odさんが越前藩国に転藩して、文殊復旧の作業を行っています。お互いの技術を提供しあう事で藩国の技術力の向上を行う為に聯合を組みました。
暁の円卓:白石王と藩王は帝國軍で繋がりがあり、お互いに協力していくという約定を交わしており聯合を組みました。
汗血馬の最大輸出国であり、涼州藩国で何かあった場合、手を貸して頂けるとの事です。
星鋼京:お互いの技術の交流がメインとなる聯合です。あと、兵器輸送も行えるようであれば汗血馬の輸送をお願いする事になると思います。
ありがとうございます
がんばりましたー
http://www.cano-lab.org/akudo/bbs3/data/1237037940.JPG
小神族が鳥の背に乗ってちっちゃな社を見下ろしてる感じだそうですー。
http://www.cano-lab.org/akudo/bbs3/data/1237037833.JPG
饅頭(お供え物)を食べているちょーかわいいイラストですーv
http://www.cano-lab.org/akudo/bbs3/data/1236613731.jpg
NEKOBITOくんとゆうみの合作です。
なんとゆー再現力!
可西さんすごい!
やりすぎた感があるので、合わないようなら夢オチにしてくだせぇ・・・。
ということで、夢オチ部分もおいておきますねー。
#夢オチのほうがおもしろかったらそれもアリですです。
(3/14修正)
全員集まれるわけないやんということで、夢オチに決定。
SSも少し変更。
/*/
「うう〜ん、いいいよかん・・・」
(みさん、うみさん・・・)
「ゆうみさん!起きてくださいよ!寝坊しちゃいますよ!」
「ふ、ふぇ?」
目を開けると、そこには可西さんの姿があった。
「あれ?可西さん、どうしていよかんに?」
「何寝ぼけてるんですかー。昨日も一杯たべてましたけど、そんなにいよかんが好きなんですか?」
クスクスと笑う可西さん。
かわいいなぁ。
あ、いや、それはおいといていよかんだよ!
あわてて窓の外を見ると、そこには普通のやぐらが建っていた。
朝早くから、結構な人数が集まっている。
が、いよかんは、ない。
いや、あるのだが、いよかんドームではなく、祭壇の上に綺麗に並べられていた。
「あれ?」
「やだなぁ、まだ夢の中ですか?ゆうみさんって面白いですねぇ」
いや、そうじゃなくて・・・。あれ?
わ。
わ。
夢・・・か。
正しい記憶をたどれば、よっきーの案を見事に反映した、立派な祭壇とやぐらを組み立てた覚えがある。
承認がおりた時、設計者の若者はちっちゃくなって頭をかいていた。
無論、いよかんドームの話なんて出ちゃいない。
全ての工場を丸1日停止すると生活に支障が出るし、国民を全員招待できるわけもない。
「なんだか壮大な夢を見ちゃった。昨日いよかん食べ過ぎたかなぁ?」
えへへ、と頭をかきながら時計を見る。
可西さんが気を遣ってくれたらしく、早すぎもしなければ、遅刻もしない、いい時間だった。
「支度ができたら朝ごはんをたべて、私達もいきましょう」
「そうですね。あははー」
朝ごはんのデザートはいよかんのようで。
自分は涼州の人間なんだなぁと、いまさらな事をつぶやいた。
「ゆうみさぁん!最近オバケが出るらしいんスけど・・・」
「妖怪って噂もあって」
「自分は幽霊を見ました!」
「子鬼に夜食食われたって話もききやすよ!」
おいおい、ちょっとまて。
なんだよその百鬼夜行は!
「それは小神族っていう、神様じゃないですかネ?ゆうみさん」
おお、NEKOBITOくんいいところに!
そうだよねー。小神族だよねー。かわいいよねー。
「そうそう、神様だよ。ってことで、詳しい説明はNEKOBITOくんに聞くといい」
「ゆうみさん、怠惰ってコトバを知ってますか?」
「なんのことですかなー」
「まぁ説明ぐらいはしますけどね」
(あとでジュースでも差し入れしよー)
説明が苦手な僕は、その場をNEKOBITOくんに頼んで。
正しく言うと、逃げたことになる。
/*/
百鬼夜行騒ぎからほどなくして、豊穣祈願祭が行われることが決まった。
全国から人を呼んで、大々的に豊穣を祈るらしい。
招待されているのは全ての国民だったりするので、当然のことだが、ここいらの工場に勤めている者も参加することになった。
日程が決まったこと、祭壇の設計と組み上げを頼まれた事を伝える為、食堂にみんなを集めた。
先日のNEKOBITOくんの活躍で、どうやらオバケや妖怪や幽霊や鬼が出たなんて話は嘘みたいになくなっていた。
かわりに「小神族萌え〜!」なんて言い出すヤツがいるらしく、バチがあたるんじゃないかと心配になった。
「スケジュールはこんなかんじで。あとは移動方法なんだけど・・・」
「ここから穀倉地帯まではかなり遠いですよ?」
「まさか・・・徒歩?」
「せめてトラックで・・・」
不満というより不安の声があがる。
なんでそんなヒッチハイクみたいなことをせんといかんのだ。
僕の方が文句言いたいよ・・・。
「僕だってやだよそんなの。涼州鉄道で行くって!」
「「「やったー!!」」」
飛び上がって喜ぶ一同。
いやぁ、確かに、GDRができると聞いた時には嬉しさがこみあげてきたよなぁ。
「すずてつ乗るの初めてなんだよな!」
「スレイプニィルってすっげー速いんだろ!?」
「いよかんライン・・・故郷の香りがするよ・・・」
「ちょっとまて!いよかんがあるのは農園付近の駅だけだから!」
「いゃっほぅ!」
急にテンションがあがり、我先にと土木用具を探しに走り出す。
どう考えてもフライングですよあなたたち。
涼州鉄道、愛称すずてつ。
GDRの路線会社の名前である。
その路線名をいよかんラインといい、主力となってがんばっている車両名をスレイプニィルという。
この工業地帯もGDRを使った搬送の恩恵は受けているが、一般の作業員が乗る機会はなかなかなく、高いわけでもないのにプラチナチケットなんて呼ばれていた。
手に入りにくいものはチケットではなく、すずてつに乗る理由と行き先なのだった。
じゃあいっちょがんばりますか、と、若い設計士を呼んだ。
設計士といっても普段はラインの組み換えや保全業務が主なのだが、彼の成長はめまぐるしいものがあった。
ベテランのおっちゃんがその才能と努力を評価し、徹底的に鍛え上げたのだから余計のこと。
最近ではグゥの音も出ないような独創性で、過去のトラブル原因を解消できる設計を出してくるのである。
こいつなら任せて大丈夫だろうと、単刀直入に話を進めることにした。
「やぐらみたいなのとか、奉納物を置く祭壇だとかを作るんだけど」
と、手に持った大判の書類を開く。
「ええっと、これよっきーからもらってきた物資リストと概略図ね。こっから図面起こしてくんない?」
「うぃっす!」
元気よく返事した若者は、「材料は現場直送なんスね、ふむふむ」なんて言いながら書類に一通り目を通した後。
何故か僕の顔色をうかがった。
「なに?」
「え、あーいやその」
「とりあえずゆーてみぃな」
「あ、はい・・・。ちょっとアレンジしてもいいっすかね?」
「ふぇ!?」
(よっきーこわいよー。でもでも、せっかくやる気になってるしナー。)
数秒の沈黙の後、出た答えはこれだった。
「豊作祈願祭にふさわしいものなら、ちょっとぐらいは許されるんじゃない・・・かな?」
「ありがとうございまっす!!!精一杯やっちゃいますから期待してください!」
「おぅ!まかせた!」
若者が製図室へスキップして行くのを見て、めまいがした。
(うっわー、許可するんじゃなかったかもー。よっきーに叱られる確率80%・・・強?)
しかし許可してしまったものは仕方がない、仕上がりがまともであることを祈ろうと、その日は早く寝ることにした。
/*/
豊作祈願祭1週間前。
工場は止められないから、僕は土木作業が得意なヤツら十数名を連れて、先発隊として現地に向かった。
図面起こしを頼んでいた彼は、後生大事に図面を抱えていた。
昨日、できあがったことを知らされたが、怖くて図面は見ていない。
あいつはセンスがいいから、強度やなんかに関しては心配ないのだが、どうにもデザインが不安で仕方がない。
不安というか・・・怖いよぉ・・・。
そんな気持ちを押し殺しつつ、すずてつの改札を通って、スレイプニィルに乗り込む。
留守番組みが見送りに来てくれはしたが、どう考えたって主役は僕らじゃなくてスレイプニィル。
出発の時はうらやましげな面持ちで手を振られてしまった。
その名のモチーフが北欧神話に出てくる8本足の馬なだけあって、すごいスピードで走る。
技術屋ならうらやましがって当然だ。
みんなも僕も、乗るだけで、見るだけで幸せいっぱいなのである。
/*/
「ここっすね?」
よっきーと、開拓事業の責任者、それと、僕らのように仕事を任された者たち数名が列席していた。
「えっ・・・と、この、やぐらの上に乗ってる丸いオブジェは・・・?」
「いよかんです!」
「はぁ!?」
「ですから、いよかんです!」
「ええぇ!?」
「柑橘類の清清しい香り!丸くて美しいフォルム!神様達もきっとよろこんで下さるに違いありません!」
「ちょっとまて、形はともかく香りはしないだろ?」
「いいえ!この中にいよかんを入れて奉納するんですよ!」
「「「ええぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」
そこにいいた全員が引いた。
僕も引きたかったが、ここで負けたら叱られるの確定じゃないか!
なんとか彼の案を認めてもらわなければ命がないのだ。
や、命がないとかはうそですが。
「奉納物リストのいよかんからひらめいた、彼の最高傑作ですよ!建材は全て余ったものを使ってるからエコですし!」
「人の技術と大地恵みのコラボレーション!これは!」
「「豊穣収穫祭にぴったりじゃないですか!!!」」
僕の声と、いよかん農家のおばちゃんの声がハモった。
「いよかんは、涼州藩国の宝です!」
その言葉に、何人かの姿勢が元に戻った。
いいぞおばちゃん!
「そうですね、穀物だけが私達を豊かにしてくれる食物ではないことを失念していました」
開拓事業の責任者さんが味方についたぞ!!よっしゃぁ!!
「ということで、摂政、是非とも承認をお願いします」
「う・・・皆さんがそこまで言うなら、わかりました。これでいきましょう」
ばたり。よっきーが卓上に突っ伏した。
あまりのひどさにあきれたのかと思ったら、書類が遠かったので必死にハンコを持った手を伸ばしていただけだったようだ。
やれやれ。
ひとまずこれで今日は生き延びられた。
あ、いや、叱られなかっただけです、はい。
/*/
その日のうちから作業は始まった。
まずは一通りの建材を図面どおりに仕上げ。
祭壇を作り、それからやぐら、いよかんドームの順に組み立てていく。
数日後からは、食糧生産地から大量の食料が搬入され、既に組みあがった祭壇の上に並べられていった。
あまりの量に、1日では並べきれないのである。
それを横目に、僕らのチームはいよかんドームを組み立てていた。
人ひとり入れそうないよかんのオブジェは、もうドームとしか言いようがない。
中に光源を入れれば、ちょっとしたプラネタリウムができてしまいそうだ。
「いよかんの搬入は、祈願祭前日、つまり明日の朝だ!」
「何としても今日中にドームを仕上げるぞ!」
「「「オー!!!」」」
ときの声よろしく、一斉に声があがる。
この分なら日が落ちる前には片付きそうだ。
明日はきっと、にぎやかな祭りになるだろう。
タイトル通りですが、工場で働いている人たちに祭事の準備をしてもらう感じで。
せっかくなのでスレイプニィルで連れていくという内容で考えています。
時間がないので祈願祭には到達できそうにないですが・・・。
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